大量廃棄されるコンビニおにぎり処理料金を安くするにはお得な不用品回収業者の検討も考えよう
コンビニでは毎日たくさんの不用品が処分されています。特に消費期限が早いおにぎりなどの弁当類が占める割合は大きく、長年の食品ロス問題の一因とされてきました。おにぎりの処分方法として一般的なのは、自治体の廃棄物処理施設に持っていくことです。おにぎりはコンビニというお店(事業者)から出た廃棄物なので、「事業系一般廃棄物」に当てはまります。事業者が出す金属くずや木くずなどの「産業廃棄物」には当てはまらないものの、自治体が定める処理料金がかかるのです。
しっかりと店舗内で売り切らないと、処理料金が増大するため損失が大きくなってしまうため、一般のスーパー同様に値引きを行う店舗も見られます。期限切れおにぎりの一部は店員が食べている、というイメージを持つお客さんも多いですが、実際にはコンビニ運営本部の規則により禁じられている場合がほとんどです。どうしても売れ残ってしまうことは避けられないので、損失を浮かすためにコンビニオーナーが出来ることは「安い処理業者を見つけること」になるでしょう。
国は食品ロスを解消するための政策を推進しており、特に「環境に優しい廃棄物処理」を行う業者に補助金を多く出しています。食品ロスは環境に悪いことが大きな問題の1つであるため、こうした環境に優しい業者を優遇することは必然です。環境に優しい廃棄物処理とは具体的に言うと「廃棄食品を効率的に肥料や燃料に変えること」を指します。国から補助金が多く出ているので、処理料金が一般的な廃棄物処理施設よりも安くなる傾向があるのです。
日々大量に廃棄されるおにぎりは環境にとって良くないですし、コンビニオーナーの損失も大きいため、飲食業界全体の大問題となっています。長年おにぎりなど弁当類の処理料金は、削減しようのない固定費と考えられてきましたが、近年になってお得な処理業者も増えてきました。今回紹介したような処理業者を活用することで、食品ロス問題の解決の糸口に繋がるかもしれません。